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#イラクレポート18 断食明けのイードを迎えました。

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イラン攻撃後の現地の声を届ける
#イラクレポート 18

イラン攻撃後の停戦が続いているなか、イスラム世界では「イード」と呼ばれるお祭りがありました。
これは日本で言うと、お盆とお正月が同じになったようなイスラム教の大きな祭事です。
年に2回あるのですが、今回のは断食明けのイード、です。
この時期、イラクでは家族でピクニックに行くのが慣わしのようです。

ローカルスタッフのバルザンによれば
「人々は徐々に通常の日常生活に戻り、観光活動も再開されています。多くのイラク国民が旅行計画を継続しており、エルビル、バグダッド、バスラの各空港からハッジ(メッカ巡礼)に向けて出発する人々も沢山います。
さらに、家族連れは状況の改善を機に、イードの休日を前にお出かけやレクリエーション旅行を楽しんでいます。」

バルザンも家族で久方ぶりに遠出をしたそうです。

「私自身、先週の金曜日にはドホーク県の美しい町アメディを訪れました。
その景色はまさに息をのむほど美しく、クルディスタン地域の最も魅力的な観光地の一つで充実した時間を過ごそうと訪れたイラク中部や南部の県からの観光客で賑わっていました。
この前向きな雰囲気と多くの観光客の姿は、人々の間で高まりつつある安定感と楽観的な気分を反映しているように感じられました。」

ドローン攻撃も止んで、人々はようやく一息ついて穏やかな日常を取り戻しつつあるようです。
そしてその日常が瞬間、瞬間、ひときわ愛おしく感じられているのではないでしょうか。
家族が無事に一緒にいられることも、もちろん。

一方で、ジムネットが支援している白血病や小児がんの子どもたちは、引き続き治療と経過観察を受けています。
そして今、私たちがうれしく思っていることがあります。
学校が夏休みに入ったことで、子どもたちから
「今年もサマーコースはあるの?」
「いつ始まるの?」
という問い合わせが相次いでいると言うのです。
電話やメッセージ、病院で顔を合わせるたびに、子どもたちはサマーコースの再開を楽しみにしていると伝えてくれるそうです。
サマーコースは勉強を教えるだけの場ではありません。
治療を続ける子どもたちにとって、安全で安心できる居場所であり、新しい友達と出会い、さまざまな体験をしながら、自分らしさを取り戻していく大切な時間でもあります。

戦争や病気によって失われがちな「子ども時代」を、少しでも取り戻すための場所とも言えるでしょう。
子どもたちが未来のことを話す、それがこんなに素敵なことだとは・・・。 


現地スタッフのバルザンが送ってくれた写真

 
アメディの空撮写真

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