緊急支援

緊急支援

イラク戦争後、治安が安定せず、2011年にはシリア内戦が始まり多くの難民がでています。 また、「イスラム国」との戦いで家を失った国内避難民(IDP)などが後を絶ちません。JIM-NETはイラクとヨルダンでシリア難民や国内避難民(IDP)の支援を行っています。

活動の内容

イラン難民支援

イラクには、もともとイラン(クルド)難民のキャンプがありました。イラク戦争後、彼らは迫害され、ヨルダン国境やシリア国境に追いやられました。JIM-NETは、スマイル子どもクリニックの協力で医療チームの派遣や、ヨルダンでの治療にかかる費用を負担してきました。2014年には、「イスラム国」にキャンプが襲撃され、難民はクルド自治区へと避難し、支援は終了しました。

イラク国内避難民(IDP)支援

2014年、モスルが「イスラム国」の支配下になり、多くの人々が国内の安全な地域へ避難しました。JIM-NETは、いち早く駆けつけ、水やパンを配りました。
また、「イスラム国」の戦闘員に強制結婚させられ、その後、逃げることができたヤジディ教徒の女性たちの、妊娠検査や、性感染症などの薬の支援も30名近くの女性に行いました。

モスル緊急支援

2016年、モスル解放作戦が進むと、多くの避難民がアルビルに押し寄せました。 デバガキャンプで、パンや医薬品の支援を行いました。
同年11~12月の2か月、ドホーク県の移民局の要請で、ネズガズリア・スクリーニングキャンプに拠点を置き「イスラム国」から解放された3村のモバイルクリニックを支援しました。

シリア難民支援

妊産婦支援

2014年1月より、ダラシャクラン難民キャンプ内の母子センターへの支援を行っています。
検診の交通費を負担したり、医療用の特殊ミルク代や障害を持って生まれた子どもの医療費負担、妊婦が必要な葉酸の支援などを行っています。

ワークショップ

妊産婦が集まって情報交換をする場所を作ることが目的だったワークショップ。毎年冬には、がんの子どもたち向けの毛糸の帽子を受託。また、国際小児がんデー向けのキャンペーン用のゴールドリボンをビーズで作ってもらったり、ビジネスモデルとして模索中です。


PAGE TOP