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#イラクレポート10 ドローンの音におびえる子どもたち
イラン攻撃後の現地の声を届ける
#イラクレポート ⑩
🌈ニハル/10歳/小学2年生🌈
現在、院内学級は中止していますが、このような状況でも診察に来なければいけない子どもたち、入院中の子どもたちのために、アルビル(イラク北部クルド人自治区)ナナカリ病院の外来待合室のプレイコーナーは続けています。
診察や治療を怖がる子どもたちの不安を取り除くため設置しているコーナーですが、
さらにこの戦時下で緊張状態が続いている子どもたちが少しでもリラックスできるよう、スタッフたちが対応しています。
本日はこちらに参加する1人の女の子の声をお届けします。
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ニハルは現在小学2年生です。
急性白血病のため2年間学校に通えず、進級が遅れてしまいました。
ただ、幸いなことに、現在は健康状態が安定しており、4か月に1回、定期検診のために病院に行くだけで済んでいます。
家では、お母さんのことをよく手伝い、幼い頃から家事を学ぶことが将来役立つと信じています😊
彼女は兄弟の中で唯一の女の子で、3人の兄弟がいます。
ニハルは絵を描くことも大好きで、とても美しい絵を描きます
常に新しいことを学び、経験を積むことを好んでいます。
まだ幼いですが、物事を非常に大人のような視点で考え、慎重かつ賢明に話します。
ニハルはとても頭が良くて成績優秀な生徒です✏️
夢はいつか看護師になること🩺
しかし、ニハルの生活は、夢や希望だけではありません…
彼女たちの住む地域、ハバット(アルビル市内の西側の地区)では、
自宅の近くでドローンによる攻撃が頻繁に起きています。
ニハルはこう言います。
「大きな音が聞こえると、すごく怖いんです。……もしかしたら私たちに直撃して、みん
な死んでしまうんじゃないかって、いつも思ってしまうんです。」
母親によると、そのような音がすると、子どもたちは泣き叫び、親を求め始めるそうです。
わずか2歳の末っ子でさえ、恐怖で家の中に駆け込み、父親を呼ぶそうです。
この絶え間ない恐怖は、子どもたちに大きな影響を与えています。今では、普段の物音さえも怖がってしまうほどです。
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スタッフのリームは言います。
「ニハルのような子どもたちには、安全と平和、そして普通の生活が必要です。
彼らを支え、夢を叶える手助けをするのは、私たちの責任です。」



