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アルビル事務所スタッフがバスラ事務所を訪問しました。

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JIM-NETアルビル事務所スタッフであるラワンドとバルザンが先週、バスラのJIM-NET事務所を訪問しました。
2人とも人生初めての飛行機で、北部の比較的涼しいアルビルから南部の湾岸地域でイラクでも最も暑いバスラに渡航。
3日間をかけて活動を視察し、バスラ事務所マネージャーのイブラヒムと意見交換を行いました。
2010年に開院したバスラ子ども病院では、今日までに3,000人近いがんの子どもたちが治療を受けてきました。
JIM-NETはこの前身のバスラ母子保健病院より支援を続けています。

JIM-NETバスラ事務所ではここ、バスラ子ども病院を中心に医薬品支援や交通費支援、2人の先生を中心とした院内学級運営、また患者家族の家庭訪問を中心とした生活環境の実態調査などを行っています。

今回の訪問ではバスラ子ども病院のワサン医師とも意見交換を行い、今後の支援の方向性や支援のニーズを話し合いました。またJIM-NETとその支援者の皆さまの長年に渡る支援にも感謝の言葉を述べられていました。
今後もアルビル、バスラ、バグダードの3都市にあるJIM-NET事務所間での協力関係を強化し、イラクにおける小児がん患者を救う活動を続けて参ります。

左端は2017年度のチョコ募金の絵を描いてくれたスースです。
彼女も闘病中に、この院内学級で学びました。
現在は運営のサポートをしてくれています。

※バスラの活動には、こどもの本の童話館グループの
子どもの平和と生存のための童話館基金】様より、多大なご支援をいただいております。
深く感謝申し上げます。

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