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シャハワンさんのお宅を訪問

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先週、JIM-NETのスタッフがイラン人がん患者のシャハワンさんのご自宅を訪問しました。
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シャハワンさんは2014年、同胞のクルド人がイラクで過激派組織IS(イスラム国)に苦しむのを見かねて、イランのクルド人政党を通してIS掃討作戦に参加しました。

しかしその後、CML(慢性骨髄性白血病)をイラクで発症。もともとイランで禁止されているクルド政党を通してイラクにも来ていたことから帰国もできず、イラクで難民として孤立し、2ヵ月で約10万円もする高額な薬代を払いながら闘病生活を送っています。

10月迄はJIM-NETハウスに暮らしていたシャハワンさんと彼のご家族。
現在はナナカリ病院のあるAzadi地区のモーテルのご主人のご厚意で、シャハワンさんのお父さんが部屋の清掃をする代わりに無料で一室を借りています。
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収入はシャハワンさんの妹さんの賃金のみ。
小学一年生になる息子さんを抱えながら、近くのクリニックの受付で働いて得た月20万IQD(約1万8,000円)に加えて、シャハワンさんが所属していたクルド人政党からの食糧支援が彼らの生活を支えています。

イラン人ということで、イラクでは差別も経験するそうですが、
多くの人が親切に接してくれる、とも述べていました。

シャハワンさん自身は、今も毎日病院に通っていますが、
最近は治療の成果か状態も良くなり始めているそうです。

しかし抗がん剤治療の影響で体重が増え、足にも問題が出始めているらしく、歩くのも一苦労とのことでした。

最後にシャハワンさんのお父さんが、「生活費も高い日本の国の人たちが、日々使うお金の中から、シャハワンのためにお金を出してくれて感謝してもしきれない。私たちの願いはただ、シャハワンが以前の健康な息子に戻ってくれるだけだ」と言っていたのが印象的でした。

JIM-NETでは次回の訪問で、日本の皆様からいただいた支援金を
シャハワンさんの薬代として届けてきます。

今後もシャハワーンさんの様子をご報告します。

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現在JIM-NETでは、女優のサヘル・ローズさんのご協力のもと、シャハワンさんのように、イラクで孤立しているがん患者の方の薬代を支援するクラウドファンディングを実施中です。どうぞご協力をお願いいたします。

https://www.jim-net.org/2019/11/12/4963/

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