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アブデルアジーズ君とリコーダー

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かつてインドで骨髄移植を受け、JIM-NETでも支援を続けているアブデルアジーズ君15歳。

がんの治療を終え3年ほどが経っており、今では定期健診には通っているいるものの、順調に回復しています!

しかし本人は感染症の恐怖や引きこもりがちのせいか、マスクを外すことを怖がり、学校に行っていません。
今日は精神療法を受けるために病院への送り迎えを行ったのですが、状態もよかったため、JIM-NETハウスに立ち寄ってもらいました。

JIM-NETではがんの治療後に学校や社会に復帰できない子どもたちへの支援を行っており、今日は音楽アクティビティを実施しました。

ピアノやリコーダー、打楽器があったのですがアブデルアジーズ君は「リコーダーが吹きたい」といい、マスクを外しました。初めて目にしたマスクを取ったアブデルアジーズ君、初めてとは思えないほどいい音を鳴らし始めたのです。

タンギングや運指もスムーズで、耳がいいのでしょう、ものの1時間で2曲をマスターしました!
今度は〇〇が吹きたい、と笑顔を見せるアブデルアジーズ君。

 

JIM-NETでは今後も音楽や美術を通して患者やサバイバーの子どもたちのケアを行なっていきますので、どうぞ皆さまご支援のほどよろしくお願いいたします。
(楽器や画材も随時購入していきたいと考えております)

(斉藤)

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