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無事にモスルに薬が届きました。

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7月15日、JIM-NETの車に一時帰国中のリカ―先生が乗り込み、アルビルからモスルのイブンアシール病院に薬を無事に届けることができました。

(イブンアシール病院のスタッフとリカー先生・左端)

リカー先生はモスル出身でイブンアシール病院で小児がんの治療を行っていましたが、2014年にモスルを「イスラム国」がモスルを制圧したため、日本に避難し、信州大学で研究を続けていますが、この度、様子を見るために帰国中でしたが、3年ぶりにモスルを訪れることになり、JIM-NETの薬を届けてもらいました。

今回、抗がん剤6000ドル分を購入。
イブンアシール病院の責任者であるナシュアン先生は、「日本のみなさんがモスルのために薬を届けてくださり、感謝の気持ちを十分に表現する言葉が見つかりません。私は、津波と原発事故が起きた時、日本のみなさんが力を合わせて苦境を乗り越えた姿に感動し、そのことを思い出し、勇気をもらいました。ISは去っても、まだ、政府からのクスリは届いていないので、日本からの支援は本当にありがたい」
ISから1月に解放されてからほぼ半年たち、病院の機能は85%にまで回復しているそうです。

(イスラム国が逃走する際に火を放った跡)

また、3年ぶりに病院を訪れたリカー医師は、かつて自分が診察した患者の数名に再開し、「私の病院に帰ってきました」と興奮気味。厳しい状況の中でも患者を診察し続けた同僚たちをねぎらっていました。「まだまだ大変な状況が続きますので、是非支援を引き続きお願いします」

JIM-NETでは、3年ぶりにモスルの支援を再開しました。
支援を続けるために是非ご寄付をお願いします。
クレジットカードでも寄付ができます。
詳しくはこちら⇒
 http://jim-net.org/support/donation.php

(佐藤 真紀)

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