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#イラクレポート30 シリア難民のフセイン
イラン攻撃後の現地の声を届ける
#イラクレポート 30
イラクと日本をオンラインでつなぎ、
JIM-NETのアート担当の野田先生と行った
お絵描きワークショップ🌈
今回は現地スタッフのラワンドからの報告を元にお届けします。
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ワークショップに参加してくれたのは、14歳のフセイン。
9歳のときに家族でシリアのアレッポ(オリーブオイルの石鹸で有名ですね)からイラクのクルド自治区へ避難してきました。3人の兄弟がおり、体調が良い時には父や兄たちと一緒にペンキ塗りの仕事に行くこともあるそうです。
シリアでは依然として不安定な情勢が続いており、目下のところ故郷へ戻れる見通しは立っていません。
フセインはアルビルに到着して3か月ほど経った頃に体調を崩し、検査の結果、白血病であることが分かりました。
現在も治療と経過観察を続けています。
最初、JIM-NETのサマーコースに参加した頃の彼は、アルファベットも数字も知りませんでした。
しかし今では学びの成果がはっきりと表れ、イラクやクルディスタン地域の文化にも親しむようになっています。
JIM-NETの活動やサマーコースを通じて、病院の内外問わず多くの友人ができました。毎日話をするダニヤールやロニャもその一人です。
フセインがダニヤールと楽しそうに笑い合ったり、ふざけ合ったりする姿はとても微笑ましいものです。
時々、ダニヤールが「ソラニ語で話してよ」とリクエストし、フセインが代名詞を間違えると、みんなで一緒になって大笑いします。😆
(※フセインの母語はクルド語のクルマンジー方言で、ソラニ語とは少し言葉が異なります。)
毎年春に開催する文房堂ギャラリーの企画展でいつも展示する『わたしたちの夢』を今回のワークショップでも書いてもらいました。
フセインはソラニ語で書いてくれました!
🚙将来、自動車のショールームを開きたいです。
車が好きだからです。あらゆる種類の車を展示したいと思っています。🚙
フセインがカードに描いてくれた一羽の鳥。
「これは平和の象徴だよ」とラワンドに教えてくれたそうです。
いつか故郷に帰れる日が来ること。
そしてそれまでの日々も、友達と笑い合い、ふざけ合えるような何気ない時間をたくさん過ごしてほしい――。
小さな鳥の絵を見つめながら、そんなことを思いました。
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2月28日のアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃開始後、イランからの報復攻撃が、イラクのアメリカの施設だけでなく民間地域にも及び、院内学級は一時中止せざるを得なくなりました。
ちょうどフセインやダニヤール、ロニャは、治療で学校に通えない子どもたちのためのウィンターコースを受講中でした。
その時の子どもたちの声をお届けした『2026年春のJIM-NET便り緊急号』はこちらからお読みいただけます。
ぜひご覧ください!
タグ: お絵描きワークショップ, イラクレポート

