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11月20日16時~NGO非戦ネット院内集会【他国軍への武器援助OSAはどんな国に付与されるのか?】

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JIM-NETも参加するNGO非戦ネットよりお知らせです。
日本が謳ってきた平和主義を大きく変える『他国軍への武器・軍事インフラ支援「政府安全保障能力強化支援(OSA)」』がまもなく実施されようとしています。
OSAがどのような国に供与されるのか、OSAがもたらす問題点などを掘り下げます。
ぜひご参加ください!

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院内集会
他国軍への武器援助OSAはどんな国に供与されるのか?
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◆日時:2023年11月20日(月)17:00~18:00
(その後も30分質疑応答時間を設けます)※当初の開催時刻を変更しました。
◆場所:参議院議員会館 講堂
◆主催:NGO非戦ネット

 安保3文書に基づいて、他国軍への武器・軍事インフラ支援「政府安全保障能力強化支援(OSA)」が今年から実施されます。日本が掲げてきた平和主義の大転換であり、私たちをはじめ多くの市民が反対の声をあげています。
 初年度となる2023年度の供与対象候補国は、フィリピン、マレーシア、フィジー、バングラデシュの4か国。そして2年目の2024年度は、フィリピン(2年連続)、ベトナム、インドネシア、パプアニューギニア、モンゴル、ジブチの6か国が候補としてマスコミで報じられています。

 11月3日から5日には、岸田首相がフィリピン、マレーシアを訪問しました。フィリピンではOSAを通じて警戒管制レーダーの供与合意や自衛隊とフィリピン軍が相互の往来をスムーズにする部隊間協力円滑化協定(RAA)の交渉を開始することが外務省から発表されています。フィリピンは6月に実施した院内集会でも、軍・警察による人権侵害の実態が国連でも報告されました。このような国に軍への直接支援を行うのか、といった疑問点が浮き彫りになりました。
 
 今回の院内集会ではフィリピンの他さらに、インドネシア、バングラデシュなどを取り上げ、OSAがどのような国に供与されようとしているのか、現地の社会状況、市民社会の声、これまでの日本との関わりなどを交えて報告し、OSAがもたらす問題点を掘り下げます。
 多くの皆さまのご参加をお願いいたします。

●「NGO非戦ネット」は、国際協力活動・交流活動を行うNGOの有志によるネットワークで、これまで安保法制など戦争につながる動きに反対の声を挙げてきました。「政府安全保障能力強化支援(OSA)」に反対する声明文を6月1日に発表しました。
http://ngo-nowar.org/2023/06/02/osa_opstate_20230601/

◆内容
・各国との間で進む防衛協力と政府安全保障能力強化支援(OSA)
  NGO非戦ネット運営委員会 (JVC今井)
・支援候補国の状況 
(1)インドネシア
 報告:佐伯奈津子(名古屋NGOセンター政策提言委員/名古屋学院大学教員)
(2)バングラデシュ
 報告:小松豊明(シャプラニール=市民による海外協力の会 事務局長)
(3)フィリピン
 報告:登壇者調整中
 そのほかの国も取り上げる予定です。
・国会議員からの発言
◆参加費:無料
◆参加の事前申込みは必要ありません
※当日は、16:40~17:00 に参議院議員会館ロビーにて通行証を配布します。
◆連絡先:NGO非戦ネット事務局
      日本国際ボランティアセンター(JVC) 
      03-3834-2388  imai@ngo-jvc.net (担当 今井・伊藤)

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