• 今年度のチョコ募金の受付は終了いたしました!
    皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

    Coffee for Peace!はまだまだ受付中です。
    ぜひコーヒーのお申し込みもお待ちしております。
    https://www.jim-net.org/news/item/

  • ◆俳優のサヘル・ローズさんが2023年春にイラクを訪れてくださいました。バラの絵を描いたシャームちゃんとの
    対談動画を配信中です。ぜひご覧ください!
    https://youtu.be/isvYZhZmjlM?si=zn_Q4qwENt0GwReW
  • ◆協力店やイベント等もございます。
    チョコ募金ができるところもよろしければご覧ください。

チョコ募金ブログ

ラワン

(モスルの病院の庭にさいていたタンポポを描きました)
モスルから南に下ったシャルカートという村の出身。
7人兄弟。この村はIS(イスラム国)に占拠されていた。
お父さんの名前がサダム・フセインというだけで、ISがいなくなっても仕事につけていない。

2017年8月に体調が悪くなり、がんだと診断された。
抗がん剤治療を始めたが全く効かず、隣国ヨルダンのキングフセインがんセンターで正確な診断を受けることになった。
その検査費用をJIM-NETで支援した。
現在は治療が順調に進んでいる。

ラワンとワサン先生
チョコに同封のカードの裏面に描かれているのは、
ラワンが描いたワサン先生です。

モスルのイブンアルアシール病院のとてもすごい先生です!
どこがすごいかというと、IS(イスラム国)に占領されても
「がんの子どもたちを捨てては逃げられない」とモスルに残って治療を続けたこと。
そして、底抜けに明るいことです。

ISが逃げる時に火を放っていったので、病院は真っ黒焦げになりましたが、
みんなで煤を削って、花柄の壁紙を張って、まるでヨーロッパのホテルのようにしてしまいました。
JIM-NETもテレビを寄付して、完璧に5つ星ホテルに☆

チェックポイントで止められても、クルド自治政府の検問であろうが、イラク軍の検問であろうがおかまいなし。
「子どもたちに薬を届けるのよ!」というと、みんな尊敬して道を開けてくれます。


(焼かれた救急車の前で。)

(燃えてしまった薬など)

昨年の8月にTBSの記者を案内した時には、
目と鼻の距離で残っていた仕掛け爆弾が爆発したのにも動じず、
ミイラ化した死体が足元に転がっている中を闊歩していました!

そんなワサン先生が、ラワンにとって憧れの存在です。

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