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BGNJプロジェクト【ダラシャクラン難民キャンプ】

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ジムネットも活動している、イラク国内のシリア人難民キャンプで、ババガヌージュメンバーが演奏してくださいました!

写真からも熱気が伝わってきますね。
転載します↓
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【BGNJプロジェクト】
クルディスタン最終日はダラシャクラン難民キャンプにて、シリアの戦乱から逃れて来た人々や、国内避難民の方々に向けてのライブです。そもそものババガヌージュ結成のきっかけが、難民キャンプという非日常の場で生活する人々にとって、衣食住の次に必要となる、心の滋養、精神を解放する時間としての「音楽の鳴る場所」を共に創りたいという思いでした。

シリアが戦乱に巻き込まれ早8年以上。2013年に開設され、約1万2千人の暮らすダラシャクラン難民キャンプでは、住人の半数以上が18歳以下です。エネルギーを持て余す子どもたちが、ライブの準備中から続々と集まってきます。地元の伝統歌謡とダンスチームの公演から始まったライブでは、続くCOSMIC DANCE QUARTETの音楽に人々のボルテージも一気に高まり、ステージと聴衆が限りなく密接するライブとなりました。

即興で踊りを披露する男性、ステージ上で演奏中のSUGIZO @sugizo_official さんとセルフィーを撮る(!)人々。塀の上で飛び跳ねる子どもたち。両腕を振りかざし全身を躍動させるお母さん。ババガヌージュの演奏する「マウテニー」という中東音楽では合唱が起こり、SUGIZOさん作曲の「The Voyage Home」では、「すべての人々が自分の故郷に帰れるように」という想いに歓声が上がります。

自ら望んで「難民」となった人などひとりもいません。自分の一部ともいえる「故郷」を追われ、不自由な暮らしを強いられるということはどれほど大変なことなのでしょうか。住む場所や文化、言葉が違えど、誰もが尊厳を持ったひとりひとりの存在なのです。人々を追いやる「境界線」というものが人間によって造り出されたものであるなら、それはまたきっと人間自身の手によって克服していけるもののはず。ステージの目の前で(なんならステージの上に上がって)一緒に音楽を楽しむ人々を見ていると、そんな未来を信じて少しずつでもできることをしていこうという勇気を頂きます。

僕らが何かを「与える」という上から目線の姿勢ではなく、未来を「共にを育んでいる」…ババガヌージュの活動が、そんな場所になっていくことを願いながら、最後の1音まで、みなさまに頂いた想いを込めて弾いてきました。そして活動の場はヨルダンへ。ババガヌージュ結成の地へと空路を行きます。(写真/cKEIKO TANABE、文/ 佐藤 慧 )
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BABAGANOUJプロジェクトのいままでの歩みは
Dialogue for People ウェブサイトに掲載中!

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