ニュース

バグダッド中央小児科病院より

Category:

今日は、JIM-NETが支援しています、バグダッド中央小児科病院から子どもたちの写真が送られてきましたので、ご紹介します。

アッバース・ファラハくん
Abbass Falah  (1)

5歳のアッバースくんは首都バグダッドから南に180km行ったナジャフ市の出身。リンパ腫の患者さんで、一年前から同病院で化学療法と放射線治療を受けています。

しかし最近、がん細胞が骨髄に転移してしまいました。病院では医薬が不足しているため、アッバースくんの家族が病院外から高額な薬を購入することを余儀なくされています。

彼は現在毎月、5日間だけ入院をし治療を受けていますが、家族は高額な薬を買えないため、支援を必要としています。

クタイバ・カーシムくん
Qutaiba Qassim (2)

バグダッド郊外にあるアブグレーブに住むクタイブくんは、25人の大家族の一員です。

彼もまたリンパ腫の患者さんですが、多くの人を養わなければならない彼の家族は経済的に困窮しており、高い治療薬を購入することができません。

クタイブくんは抗がん剤治療の他、B型肝炎ウイルスにも感染しており、こちらも高い治療薬を必要としています。

ユーシフ・アリくん
Yousif Ali

8歳のユーシフくんはバグダッド郊外の町、アルガザリヤに暮らしています。彼は白血病の患者さんで、抗がん剤治療を受けていますが、C型肝炎にも感染しており、治療を受けています。

抗がん剤、抗ウイルス剤は小児科病院でも不足しており、高額な治療薬はユーシフくんの家族の経済的負担になっています。

タグ: ,

PAGE TOP