中東に平和を。
~21回目のチョコ募金が始まります。今年も応援してください。~
テレビ朝日系列の『徹子の部屋』に、今年の春4回目の出演をしました。“ガラスの天井を破る女たち”という連載を始める時も徹子さんにお願いすると、ふたつ返事でお忙しい中、僕のインタビューに駆けつけてくれました。同じころ新装版『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』(実業之日本社)が中国と日本で出版されました。人の役に立つことが『生きる』こと。中学生から大人まで人間にとって何が大事なのかが分かる1冊。徹子の部屋放送50年を記念して発売されました。
湾岸戦争の後、トットちゃんは一人でバグダードや激戦の地バスラにも入ったという。湾岸戦争で傷つけられ、イラク戦争で大きなダメージを受け、その上テロリスト集団のイスラム国ISに一時制圧され、イラクはとんでもない苦難を背負ってきました。戦争などで被害を受けるのは、女性と子どもたち。その子どもたちを何とか助けてあげたいと本の中で二人で対談しました。
今もイラクでは二つの大きな戦争の後遺症が大きく残っており、子どもたちに十分な治療ができていません。隣国シリアでは、アサド大統領による独裁政権が40年も続き、弾圧を受けた人たちはイラクに逃れ、イラクにいくつもの難民キャンプが作られました。
パレスチナ人たちが住んでいるところにイスラエルが建国され、土地も家も奪われました。ヨルダンやシリア、レバノン、イラクにパレスチナ難民が590万人も脱出しました。
バグダードのJIM-NETの現地スタッフは、パレスチナ人の両親を持ち、イラクで生まれたアラブ人です。イスラエルの非人間的なガザへの攻撃が今も続いています。6万6千人のパレスチナ人が殺されました。イラクもシリアもパレスチナも中東の火薬庫ということができると思います。この地域に子どもが安心して勉強ができ、病気になった子どもが安心して病気と闘える平和な地域に少しずつでもしていかなければなりません。イラクの難民キャンプの子どもを救い、白血病や小児がんになった子どもたちを何とか助けたいと思います。東日本大震災で原発事故の被害にあった子どもたちも。子どもたちが安心して住める世界を作るために、今年もチョコ募金が始まります。ぜひ応援してください。
『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』、本が好きな人はぜひ読んでみてください。イラクの子どもたち。みんなが食卓を囲む幸せ。子どもを裏切ってはいけない。子どもには時間を掛けたい。トットちゃんと二人で未来、憧れ、家族、命、ごはん、約束…のテーマで二人で語り合いました。本当はスパイになりたかったトットちゃんの話など面白い話がいっぱい出てきます。

「チョコ募金」は2006年から毎年行なっている








セットは写真のように、4缶1セットですが、チョコ缶とカードが1組ずつ小袋(OPP袋)に入っています。
北海道六花亭の美味しいチョコレートです。
1セット:250円
6セット:650円




