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福島基金2024年度支援先のご報告
JIM-NETでは、福島の子どもたちを放射能から守る活動に助成する『福島基金』を続けています。
2025年度も公募を開始しております。
応募方法についてはこちら⇒https://www.jim-net.org/activity/fukushima/
2024 年度 福島基金支援先団体一覧
子どもと原子力災害 保養資料室
≪ほよよん≫を育てる会
原子力災害関連の資料室開設 ¥300,000
NO to YES
北海道での保養活動 ¥300,000
NPO 法人アースウォーカーズ
福島とドイツの高校生交流を通してエネルギー転換を学ぶ ¥300,000
合計¥ 900,000
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23.24年度支援先 NO to YESさんよりご報告
冬休み保養が4年ぶりに再開され、無事に終了することができました。
2023年夏休み保養を無事終了しホッとし、冬休みの開催は考えていませんでした。
しかし、終わった途端、福島の子どもたちから「冬もやってほしい!」という声がたくさん届きました。とはいえ、保養を開催することは、年々難しくなっています。灯油やガソリンなどの燃料費、食料品などの高騰、4年前とはずいぶん経費も変わっています。
コロナ禍で、子どもたちが楽しみにしていた行事や旅行、経験したかったいろんなことが中止になり、相手の表情も見えない中、静かに過ごしてきた子どもたちが、大声で笑い、美味しく食べたり、元気いっぱい遊んだり、それがどれほど、子どもたちの心に喜びを与えるだろう。
彼らの一言に、彼らが我慢してきた分を、少しでもいいから取り戻さなくちゃ、と思いました。
開催するためには、資金の問題をクリアにすることが先決でした。
冬休みが始まってすぐから年末頃までの1週間に期間を短くし、経費を削減しました。
たった1週間くらいだけどいいの? と訊くと、子どもたちは「短くてもいい!」「行けたらいい!」 とのことでした。
結果、やっぱり開催できて本当によかったと思います。
子どもたちは、毎日とても喜んでいて、元気で、楽しく過ごしていました。
たった1週間だけでしたが、願いが叶ったことや、のびのびと過ごすことができたことは、彼らの素晴らしい思い出になったことと思います。
タグ: 福島基金