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脳腫瘍による左手と左足に麻痺があり、車いすでワークショップに参加したラミヤは、周りの参加者も「きれい～！」と口を揃えるほどのクルドドレスを着ていたことをよく覚えています。

ワークショップの数日前、ラミヤは親戚の結婚式に参加したのですが、車椅子を使っていることもあり、クルドドレスでの参加を諦めざるを得ませんでした。「これかもずっとドレスを着れないのかなぁ」とラミヤは落ち込んでいたそうです。

そこでJIM-NETのスタッフたちが彼女を励まし、「お絵描きワークショップに私たちもドレスを着てくるから、ラミヤも一緒にドレスを着ようよ！」と彼女を励まし、当日はラミヤと姉のダリヤ、そしてJIM-NETスタッフはクルドドレスでワークショップに参加しました。

お母さんが仕立てたドレスを着たラミヤはとてもとても嬉しそうで、お姉さんと寄り添い、楽しそうに絵を描いていたのがとても印象的でした。

スタッフ一同、あの日のワークショップを思い出しながら、彼女の死を悼みました。

ラミヤ、どうか安からに眠ってください。