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マンスリー募金のご協力をお願いします。

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マンスリー募金とは、毎月決まった金額を継続的にご寄付いただくシステムです。
マンスリー募金ページへ ※クレジット決済のみとなります。
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マンスリー募金は活動を継続するための大きな力になります。
毎月決まったご寄付をいただけることで、安定した支援を行うことができ、計画を立てやすくなります。

ワンコイン(500円)よりお選びいただけます。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

JIM-NETでは以下ような活動を行っています。

 

イラクの5つの病院へ薬代の支援
小児白血病の場合には2年ほどの長い治療が必要です。(入院に1年、その後の通院で1年半ほど)

医療先進国でのALL(急性リンパ性白血病)の初回完全寛解達成率は98%あります。
イラクでは改善傾向にありますが、まだ90%に達していません。
また、医療先進国では稀な治療放棄も、
貧困のため交通費が出せないなどの理由で5%程度あります。

1991年以前は、イラクの医療は中東でも随一と言われてきました。
しかし、イラク戦争後の過激派の流入やイスラム国の台頭で、海外に逃れた人が多く、医師が不足しています。
治安や国の機能も安定しないため、薬の供給が間に合っていません。

病院への支援のほか、
貧困家庭へのタクシー代支援や看護師研修なども行っています。


(白血病を克服した少女ハウラの描いたJIM-NETハウス)

イラク初の小児がん総合支援施設『JIM-NETハウス』の運営

JIM-NETハウスには、子どもたちの勉強や心理サポートを行うだけでなく、患者家族の宿泊部屋もあります。
アルビルはイラク北部のクルド人自治区にあり、とても落ち着いた街です。
そのため、イラクの他地域や、紛争で混乱を極めている隣国のシリアからも多くの患者が来ます。

「厳しい環境下にある小児がん患者と家族が安心して過ごせる場所を作りたい」という夢をずっと持ってきました。
避難生活の中で不安な日々を送る家族を支え、がんの子どもたちが笑顔になれる場所を作ることができたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

そんな私たちの願いが2019年の春に叶い、『JIM-NETハウス』が完成しました。
外務省より日本NGO連携無償資金協力の助成を受け、建てることができました。

『JIM-NETハウス』は、イラクのクルド人自治区 首都アルビルのナナカリ病院敷地内にあります。
小児病棟からこのカラフルな建物が見え、JIM-NETハウスに行くことを目標に、治療を頑張る子も居ます。

患者と家族に寄り添ったサポートができるよう、薬剤支援だけでなく、ソーシャルな支援も質を高めていきたいと環境づくりを整えています。


シリア難民支援

2011年には隣国シリアで内戦が始まり、多くの難民が出ています。
イラク国内にも難民キャンプができ、JIM-NETではダラシャクラン難民キャンプの妊産婦支援を行っています。
2019年度からはアルビル保健局の要請を受け、葉酸の支援から超音波医師派遣に切り替えました。

また、2019年10月のトルコ軍・シリア反政府軍によるシリア北東部への侵攻以降、さらに増えている避難民への緊急支援として、シリア国内のキャンプに医薬品支援も行っています。

 

 

 

 

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