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モスルに薬とTVを届けました

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イラク情勢が緊迫しています。9月25日、クルド自治区の独立を問う住民投票は、イラク中央政府の反対を押し切り実施されたものの、イラク中央政府は、クルドの自治権をはく奪すべく、空港の閉鎖等の強硬手段をとりました。事務局長の佐藤も、9月28日、飛行場が封鎖される直前にイラクを去り帰国しました。

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現地はローカルスタッフが、がんの子どもたちの支援を継続中です。一方、モスルにあるイブンアシール病院の支援は、アルビルとモスルを行き来するアラブ人医師にお願いして薬を届けてもらっています。

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3000💲分の薬を買い付け、佐藤がイラクを発つ直前にアルビルで薬を渡しました。イブンアシール病院は、ISの攻撃で焼け爛れた状態から現在は、復旧が進み子ども達が入院できるようになりましたが、入院中の子どもが見るTVがほしいということで、2台のTVを400$の予算で購入しました。こちらも無事に病室に設置されたとのことで写真が届きました。

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動画↓
https://www.facebook.com/JapanIraqMedicalNetwork/videos/1597084237026088/

現段階では、アルビル―モスル間は行き来できているとのことでした。
一方、アルビルにもモスルからの患者さんや、バスラから通っている患者さんもいます。すべてのがんの子どもたちが、安心して治療を受けられるということを考えると、国境とか、民族とかそういう壁を乗り越えなければいけない。

政治家は、そういう声を重視してほしい。日本も、そこを仲介してほしいと思います

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